AWS 認定 Security – Specialty (SCS-C01) 受験記録
要約
AWS 認定 セキュリティ – 専門知識試験に合格したので記録を残す。
- 試験: SCS-C01: AWS 認定 セキュリティ – 専門知識
- 受験料: 33,000円 (30,000円 + 税)
- 所要時間: 170分
- 学習期間: 約2週間
- 受験日: 2021年5月29日
- 合格ライン: 750 / 1000
- 獲得スコア: 921 / 1000
試験の概要
AWS 認定 セキュリティ – 専門知識は、AWS プラットフォームのセキュリティ保護についての理解度を評価する試験。 受験にあたってはセキュリティソリューションの設計や実装に関する 5 年以上の経験および AWS のワークロードのセキュリティ保護に関する 2 年以上の実務経験が推奨されている。 試験結果は 100 から 1000 の間の値で示される。合格に必要な最低スコアは 750。
試験勉強
- 公式: Exam Readiness: AWS Certified Security - Specialty | AWS Training & Certification
- O'Reilly: AWS Certified Security - Specialty
- Udemy: Amazon AWS Security Specialty Practice Exams | 2021 | Udemy
- 模試: 4,000円(税込み 4,400円)で PSI の模擬試験をオンライン受験。
公式のデジタルコースは試験範囲をざっとカバーしながら試験問題の読み方をレクチャーする内容。問題数は多くないが雰囲気を掴むのには良い。 この試験に関しては、実装上好ましく思えない選択肢でも消去法によっては正解になるということが重要なポイントであるような印象を持った。
O'Reilly はサブスクしているサービスで、今回たまたまよくまとまったコースがあったため一通り視聴した。 また、例によって Udemy で模擬試験を購入して一通り解いた。日本語の模擬試験集は見当たらなかったため英語での勉強となった。
今回は以下の Black Belt を Youtube で視聴した。
- 【AWS Black Belt Online Seminar】AWS Config - YouTube
- 【AWS Black Belt Online Seminar】AWS Config update - YouTube
また今回はいくつかのホワイトペーパーにも目を通した。
試験 & 結果
設問の訳出は日本語だけで受けてもほぼ問題ないレベルだった。何箇所かで英語の問題文を確認はしたが、1箇所を除けば致命的なものはなかった。 時間は69分余ったが、残り16分で見直しを終えたため切り上げた。今回は PSI で受験するとないのかと思っていた終了後アンケートが復活。 それに回答した後に緊張しながら結果確認画面へ。合格の文字が表示されて安心した。
合格特典(追加)
- 模擬試験が1回無料
- 次回の試験が50%オフ
- AWS Certified Store で新しいグッズが買い物可能(Specialty Products の解放)
試験翌日の夜にバッジが発行され、合格特典も入手可能になった。 早速 Store にログインしたところ新たに Professional Products と Specialty Products のタブが増えていた。 試験の合格特典コードを入力すると帽子(AWS MESH BACK TRUCKER CAP)が追加で購入できるようになった。
感想
各アソシエイト試験の対策で学習した内容との重複も多く、セキュリティのみで範囲も狭いため問題を見て難しいとは感じなかった。 一方で独特の引っ掛けともとれる設問もあり模試も点数は微妙だったため、最後まで「これはいける」という感触には至らなかった。
専門知識試験ではあるが、学習するサービスが少なく済むのでデベロッパーアソシエイトよりは学習負荷が低かった。 この辺りの感覚はどの AWS サービスを得意にしているかに依存する話だと思うが、いずれにしても各アソシエイト試験と比較して段違いに難しいというわけではない。 個人的な難易度ランキングでは2位といったところ。
- AWS 認定 デベロッパー – アソシエイト
- AWS 認定 セキュリティ – 専門知識
- AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト
- AWS 認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト
- AWS 認定 クラウドプラクティショナー